ギター弾き方 思い込み(フィンガリング)

ギターの弾き方のコツ ギター心理

初心者の方に多い思い込み

「指は立てて弦を押さえなければいけない」

これは正解でもあり、間違いでもあります。

コードを押さえる時は、指を寝かせてしまうと隣の弦に触れてミュートしてしまい綺麗に鳴りません。
ですから、指を立てるのが正解です。

しかしギターソロでは、出したい音は基本的に和音ではなく単音です。
指を寝かせて他の弦をミュートすることで、出したい音だけをクリアーに目立たせる事が出来ます。
指が立っているとハウリングを起こしたりして、音の洪水にフレーズが埋もれてしまうことがあります。

指を寝かせると低空を這う様に弾けるので、無駄なバタつきが軽減されて速弾きがスムーズになります。
親指をネックの上に出すロックフォームも指を寝かせることで弾き易くなります。
ロックフォームはストラップを長くしてギターを低い位置にして立って弾く時に便利なフォームです。
ライブでカッコ良く見えます。

ちなみに、コードを押さえる場合も、まれに指を寝せて特定の弦をミュートする事もあります。
例えば、ナッシュビルGと呼ばれるGコードは、
6弦3フレットを中指で押さえ、指の腹で5弦をミュートします。
1、2弦も3フレットを押さえて、明るい3度が混ざらない響きにします。
パワーコードと同じくルートと5度のみで構成されているますが、オープンコードで6本まとめてピッキングするので
響きはローコード、和音構成はパワーコードみたいな感じです。

指を立てるか寝せるかは何を弾くかによって違いますので、今後は状況にフォームを合わせて練習しましょう。

Thanks for your reading!

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