crazy doctor解説 LOUDNESS
日本が世界に誇る高崎晃さんの名ソロを解説します。
とても印象に残るギターソロですよね。
あれだけの速弾きなのに、なぜ覚え易いのでしょうか。
それは、バッハの様に幾何学的な音の並びを使っているからだと思います。
小節ごとに明確なコンセプトがあるので、ソロ全体を俯瞰してパートごとのコンセプトを分析してみましょう。
オリジナル曲のソロを考える時に参考になると思います。
出だしの部分はコードトーンとスケールを混ぜています。
全てダウンで弾いて粒立ちを揃えましょう。
速弾きがスタートしてからは、ほとんど16分音符のみでキッチリと弾いています。
オルタネイトピッキングで弦移動はアウトサイドピッキングになります。
次は同じ音を4回ずつピッキングするフレーズです。
メジャースケールやペンタなど知っているシンプルなスケールを4回づつピッキングする練習もやってみましょう。
次はBハーモニックマイナーとナチュラルマイナーをミックスしています。3弦で15フレットのmaj7と14フレットの7thが共存しています。
次は2弦でレガートして3弦で1音弾くフレーズです。使う弦を2、3弦に限定して横に移動します。
次は1弦解放に落とす1本弦奏法です。リッチーブラックモアが流行らせた弾き方ですが、タッカンはプリングで解放に落としています。
次はハーモニクス奏法です。 7フレットと5フレットのみ使います。
次はスイープです。(ライブバージョンです)メジャースイープを横に移動していきます。
最後にタッピングです。同じフレットで弦移動するパターンです。エディーの影響が良くわかります。
こういった風に、ブロックごとのコンセプトを意識しながら練習してみて下さい。
Thanks for your reading!