アップピッキングの練習法

ギターの弾き方のコツ ギター心理

あなたはフレーズを弾く時にダウンからスタートする事が多いですか?
それともアップからが多いですか?

日本人の場合ダウンスタートの方が多い様です。
メタリカなどのスラッシュ系もダウン中心ですね。

しかし、単音弾きでアップを多用する一流のギタリストは意外とチラホラいらっしゃいます。

オルタネイトの精度を上げる時にぶつかるのがアップの重要性ですが、
抜本的にアップを上達させる練習方法があります。

それは、「知っているフレーズをアップだけで弾いてみる」練習方法です。
出来るだけシンプルなフレーズが良いです。
当然ですが速弾きのフレーズは必要ありません。

クロマチックの基礎練習や
ペンタトニックのシンプルな上行 下行
メジャースケール
ロングトーンだけで構成されるバラードのメロディー
などを使って、感情を込めてアップだけで弾いてみましょう。

アップは基本的にダウンの反動を使って弾く事が多いので、
唐突にアップ単独だと最初は違和感が大きいはずです。

しかし、アップだけで練習すると短時間に劇的にコントロールが上達しますので
オルタネイトの精度も抜群に上がります。

ちなみにポール・ギルバートは最初に習った先生がアップピッキングしか教えてくれなかったので
初心者の頃は全てアップだけで練習していたそうです。
ダウンを使って良いんだと気付いてからの上達は、さぞ早かったでしょうね。笑

練習は複雑にするのでなく、シンプルに構成要素を抜き出して直球勝負で練習すると
逆に色んな組み合わせにも柔軟に対応出来る基礎が一気に鍛えられますよ。
お試し下さい。

Thanks for your reading!

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