オルタネイトピッキング練習法 心構え part2
正確で安定して速いピッキングを身につけるコツ
それは、
「音色(トーン)を良く聴く」です。
身体の使い方以上に大切な心構えです。
テクニックにあまり関係なさそうに見えますが、実は直接的にテクニック向上の根幹をなす姿勢です。
なぜでしょうか。
良い音色が出るということは、弦に対してスムーズにピッキングが出来ているということだからです。
ピックが深く当たり過ぎたり、握りが強すぎたり、斜めに当たって音がかすれ過ぎたり
逆にアタックが足りなかったり、技術に問題があると。。
必ず音がきたなくなります。
音色が美しいということは、弦とピックが喧嘩していないということです。
滑らかに一体化しているので、自然にスピードが上がりやすくなります。
陸上のハードルに例えてみましょう。
ハードルを蹴り倒しながら進むと、当然リズムも崩しますし足も痛くなるしタイムは上がりません。
それと同じで、ピックが弦に引っかかってはスピードは上がりません。
クオリティーを無視して、取りあえずスピードを重視する考え方では限界が来てしまうのです。
クオリティーが上がるから無駄や衝突がないためにスピードが上がるのです。
無理がないスムーズなピッキングかどうかは、耳でしっかり音を聴くとすぐにわかります。
もし今トーンにこだわらずに練習されているのであれば、ぜひお試し下さい☆
Thanks for your reading!