エコノミーピッキング解説(右手)トリロジー
イングヴェイの名曲トリロジーで出て来る2弦スイープ(エコノミーピッキング)を解説します。
2弦 1弦をダウン連続で弾きます。
右手の練習に集中したいので、左手は軽くネックを握って弦をミュートしましょう。
ダウン ダウン アップで均一な3連をメトロノームに合わせて練習してみて下さい。
スローテンポから練習しましょう。
スローではダウンを2回振ってしまわない様にチェックしましょう。
2弦をダウンした直後に1弦の上にピックを置いて1弦が少し下に沈むくらい圧力をかけて待機します。
2弦ダウンの後に空中で待機しないのが最重要ポイントです。
メトロノームに合わせると、なかなか均一にならないと思います。
ダウン連続が速くなり過ぎがちな筈です。
これを均一にする効果的な練習方法があります。
3連の部分のリズムを変えて、タータタと8分音符プラス16分2個に変えます。
このリズムで練習するとダウン連続で走る現象が解消できます。
しばらく練習した後、もう一度3連に戻してみましょう。
かなり均一に弾けるはずです。
ちなみにスピードアップは全く意識する必要はありません。
スローで弾いた時に違和感が完全に消えるまで練習しましょう。
違和感が消えるどころか、心地良さがマックスになるまで繰り返しましょう。
完全に身体がタイミングを心地良いものとして受け入れたら、一気にスピードアップしても大丈夫です。
速く弾くと普段のクセがでます。
スローで正しいクセが付いていたら、速く弾いても逆にズラし方がわかりません。
自動的にタイミングが合ってしまいます。
「スローで心地良さを極限まで高める」のを心がけて練習して下さいね。
Thanks for your reading!